通信制高校の学費とサポート内容の違いとは

高等学校等就学支援金を活用すれば学費のほとんどを賄うことができる

社会人の大半は高卒以上の学歴を有している私立高校は学費が高額ですが、公立高校よりサポート内容が充実している高等学校等就学支援金を活用すれば学費のほとんどを賄うことができる

40代以上の世代の方であれば、通信制・定時制高校に進学する理由は家庭の経済的な事情というイメージを抱いている方が多いかもしれませんが、今は昔とは状況が大きく異なります。
私立の通信制高校に進学すれば全日制と比べるとかなり少ない費用で済みますが、それでも全日制の公立高校に通う場合よりも高額な授業料を負担しなければなりません。
平日の日中にアルバイトをしてお金を稼ぐという方法もありますが、別の方法で高額な学費を賄う方法もあります。
高等学校等就学支援金という国の制度を活用することで、通信制課程であったとしても私立高校も実質的に無料で学校に通うことができます。
2020年4月以降は私立高校の通信制課程に通う生徒であれば、高等学校等就学支援金を申請することで年間あたり最高で297,000円まで支給されます。
高等学校等就学支援金の申請をする場合は家庭の年収の上限(590万円未満)が定められていますが、条件を満たせばほぼ無料で私立高校に通って卒業をすることが可能です。
ただし高等学校等就学支援金は入学金・授業料などのように学校に納入する費用のみしか賄うことができないので、教科書やノートなどの教材を購入する場合は自費で負担する必要があります。
これに加えて、スクーリングのための交通費も自分で負担しなければなりません。
それでも日本学生支援機構の奨学金のように卒業後に返済をする必要がないので、授業料のことを気にしないで勉強に集中したい生徒におすすめの制度といえるでしょう。
通信制高校は授業の回数が少ないので自主的に学習を進めてレポート課題を提出しなければなりませんが、私立高校を選択すれば中学レベルの内容も含めてしっかり学ぶことができます。
高等学校等就学支援金を活用すれば学費のほとんどを賄うことができるので、公立高校の通信制課程と変わらないぐらいの費用で高校を卒業することができるでしょう。